Fランクビルメンはまブログ

過去の職歴や現在のビルメンの仕事を紹介しています。

第5話 期間工を1日で逃げ出した情けないお話

こんにちは、Fランクビルメンのはまです。

 

今回は私が21才の頃に期間工を1日だけ働いてキツクて逃げ出したお話をします。約27年前の古いお話です。21才の頃、父のトラック運転手の手伝いの仕事も終わり、家でニートをしながら仕事を探していました、アルバイト雑誌を見ると結構期間工の募集が多く掲載されていました。とある期間工募集が目に着きました。

 

期間工募集 ワープロ組み立て 期間3ヵ月間

2交代制 残業1日1h~2h 休日出勤1日で月収23万~25万円可能

個室寮完備 車持ち込み可 満了金支給

 

↑こんな感じの募集だったと思います。当時、自分の車を持っていたので車を持ち込めるならいいなと思い採用担当に電話をしました。現地の駅で面接する事になりました。

(現地について記憶があいまいなのですが、茨城県か栃木県のどちらかです)私は車で現地の駅まで行き担当者の方にお会いして履歴書を渡して簡単な面接をして案内して頂きました。人手不足みたいだったので簡単に採用されました。寮は共同アパートのような感じです、2階建ての大きい住宅で、玄関は一つです。トイレやお風呂は共同です。

 

建物の中に洋室ワンルームの個室がいくつもあります。寮の前に2台ほど車を駐車できるスペースがあるのでそこに自分の車を止めさせてもらいました。夜19:30分になると工場まで行く送迎バスが寮の前に到着するのでそれに乗ってっ工場まで移動します。

工場での勤務時間はこんな感じです↓

 

夜20時仕事開始、2時間労働→5分休憩→2時間労働→1時間めし休憩→2時間労働→5分休憩→2時間労働→5分休憩→残業1時間→朝6時送迎バスで寮に帰る。

 

工場に着いたら私は初めてだったので班長さんから仕事の指示を受けました。

班長から受けた指示の内容↓

①ベルトコンベアで流れてくるワープロを取って自分の作業台の上に置く

ワープロの横に小さい部品をカチッとはめ込む。

ワープロを立てて背面に小さい部品が付いている事を確認する。

④部品が付いているのを確認したらワープロをベルトコンベアに戻す

↑この作業を4秒(あくまでも体感です、正確に4秒測った訳ではないです)で行います。4秒でやらないとワープロがどんどん流れていってしまいます。実際やってみると4秒以内でやるのは無理だったので、作業を一つ飛ばしました、③の作業を飛ばしました、③の作業をやっていると約5~6秒かかってしまうので間に合いません、部品をカチッとはめ込んだらワープロをベルトコンベアに戻していました、それでギリギリ4秒です。

 

作業開始して20分くらいで脳がクラクラしてきました。素早い作業の繰り返しと同じ作業の繰り返しで体が疲れるだけでなく脳も疲れてきました。当時は21才で若かったから耐えられたけど今は無理ですね、途中で倒れていると思います。30分働いてこの作業を明日も続けるのは無理、絶対にぶっ倒れる、今日の仕事が終わったら逃げようと決めました。

私のやっている作業は通常は2名でやる作業だと思います、1名では絶対に無理です、若くて体力のあった時だから出来たけど今は無理ですね。

下のへたくそな絵で説明したいと思います。他の作業場所ではベルトコンベアの左右に人がいます。私の場所だけ隣に人がいません。他の人の作業を見ると2名で交互にワープロを取って同じ作業をしていました、他の場所の人達は8秒で作業ができます。私の場所だけ1名なので4秒で作業しないといけません、人手不足だからといって新人を初日からキツイ現場に入れないでほしいですね。

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夜0時になって食事休憩になりました。大きい食堂で工場で働いている人達300人くらいで食事をしていました。食堂のおばちゃんもこんな深夜に食事を作る為に来てるなんて大変だなと思いました。

 

私はぐったり疲れていたので食事はしないで横の自販機コーナーの椅子に座って休んでいました。そしたら昼間に面接をしてくれた採用担当の人が来てくれました、椅子に座って休んでいる私を見て「大丈夫ですか?食事はしないんですか?」と声をかけてくれました。私は「工場に来る前に食べてきたのでお腹いっぱいなので大丈夫です」と答えました。そしたら「コーラどうぞ」と言って紙カップのコーラを買って頂きました。こんな深夜に工場に見に来るなんて大変だなと思いました。担当者の方から「仕事の方は大丈夫ですか?」と聞かれたので「仕事の方は問題ないですよ、大丈夫です」と言っておきました。本当はもうフラフラで今日の仕事が終わったら逃げる事に決めています。少しお話したら担当者の方は帰りました。

 

休憩が終わるとまた作業に戻ります。班長から1時間残業お願いねと言われました、がっくりしました、定時で帰れると思っていたけど甘くはありません、ライン作業だから一人でも抜ける訳にはいかないです。1時間がんばって残業して終わった時には、立ってるのがやっとです意識もフラフラクラクラ状態です。送迎バスに乗って寮に帰りました、すぐにでも車で逃げ出したかったんですが、あまりにも疲れていたので、昼過ぎまで寮で寝ていました。起きたら車に荷物を積んで実家に帰らせて頂きました。その後、会社からは何の連絡もきませんでした。今思うと逃げ出す前に担当者の方に一言相談すればよかったなと思います。